芸術に生き、芸術に死す

本来ならば目指すべきだったこと

我が娘 “Miranda” については、いまだにいろいろ思うところある。 『敗戦記念日』の今日、この際だから、おもいきって吐き出しておきたい。 Miranda はいわゆる『素体』である(この言い方もアニメ『ボトムズ』由来か)。 いまは 3DCG アプリ “Maya” のうえ…

好きなことより、得意なことを

禅友と喧嘩した。 禅問答ではない。 彼はわたしに 3DCG デザイナーとしての復帰を願っている。 だが、躊躇してしまうのだ。 当然である。 わたしにとって 3DCG がそれだけ換金性の高いスキルであるのならば、平気でその道で食っているはずだからだ。 現実に…

“デザイン”

眼鏡猿にこってり絞られてきた。 いま請け負っているデザインの仕事について。 彼は老齢の元編集デザイナーなのである。 「デザインってなにか?」ということについて、原点に戻って再考せざるを得なくなった。自分がやっていたことはまるでクライアントの召…

《伝える》ためには……

さて。 前回の考察の続きである。 renpoo.hatenablog.com 師匠である髭狸に軽く罠を仕掛けてみた。 メールで以下の画像だけを見せたのである。 「レンブラントの新作が見つかったそうです」と言って。 この画像は、以下のページから抜粋引用したものだ。 wir…

難関を目の前にして

まだ詰めの甘いところが散見されるが、(リアルタイム動作を念頭にした)ジオメトリとしてはそれなりの完成度に近づいている、と自覚できるようになった。問題はテクスチャーである。ひさしぶりに 3D.sk に登録して、既存の顔面テクスチャーなどをダウンロー…

視覚表現に於ける意味や文脈、その経時的構造———

ちょっと御無沙汰だった「いつもの店」に出かけてきた。 そこで同業者の作品を肴に批評することを通して、これからの時代、視覚表現において何を目指すべきなのか探ってみた。 好例とも思うので、次の 2 種類の作品をざっと観察していただきたい。 lovingvin…

刎頸の交わり

先日のことだ。 仲間とひさしぶりに会ってきた。 彼は創作表現を生業としていて、しかもちゃんと食えているので、会話しているといろいろと勉強になるのであった。知り合った切っ掛けは彼の作品をネットで見掛けたからだが、それ以来、偶にリアルで会食する…

あと一歩のところまで辿り着く

[TEST] Miranda V4. Skin Material Test 02 (Mocap by Perfume) Miranda Ver.4 について。 御存知の方は御存知であろうが、某大学の研究者 M 氏と一緒になって、この超重量級データの著しい軽量化に向けて作業を進めている。そりゃそうだ、二次曲面による擬…

「リアリズム」

今晩は「いつもの店」に出かけてきた。 そこで髭狸と一緒に、小三治と円生の落語を聞くところから始まった。 ほどなく喫煙デザイナー登場。 三人で競馬や麻雀とあれやこれや話し込む。 途中から『芸術に於けるポピュリズムと質的退行』の話題になって、「あ…