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プロの眼

3DCG/WIP

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さっき、ちょっとオカシな映像を見掛けた。

ディレクターが「もうちょっとこっち、いや、もうちょっとあっち」と指示をくり返しているうちにオペレーターが中華包丁をそっと机の上に取り出す、といった風の。

 

苦笑するしかない。

クリエイティヴ系で食っている人たちにとって、ディレクターやクライアントからのリテイクは非常にストレスフルだ。特にクライアントや広告代理店の人間はきちんとした改善法など理解できていないのにダメ出しをしたがる。デザインをやっているオペレーターのほうが余程、目が確かだったりするのにね。

 

髭狸師匠のことを想い出す。

たとえば上記の画像、彼だったらどう直すだろうか?

紙にプリントした画像について、赤いボールペンで微妙に輪郭を修正してくれた。何度も何度もなんども。A4 プリントで 0.5 mm とか 1.0 mm の違いである。それが大きく自然さや現実味を左右する。

本当のデッサンの世界。

 

見える人には見えている世界がある。

現実世界に生きていると、自分にはふつうに世界が見えているように思えてくるが、概ね「こころの近視や遠視」だったりする。

さらにそれを表現物として実現するには相応の腕前も必要となる。

なかなか難しいものだよね?